7.6甲状腺がん多発を 世界はどう見ているのか 山本医師講演
甲状腺がん多発を 世界はどう見ているのか
ドイツ国際会議報告会
講師:小児科医 山本英彦さん(医療問題研究会)
◆ときー2014年7月6日(日)13:30~(開場13:00)
◆ところー川崎市生涯学習プラザ401会議室
http://www.kpal.or.jp/9_annaizu/911_zaidan_plaza_annai.html
◆資料代ー700円(学生500円)
福島原発事故から3年余。
福島県の小児甲状腺がんは89例に達していますが、国・福島県は原発事故とは関係を否定し続けています。
この3月ドイツで開催された「原発事故がもたらす人体と環境への影響に関する国際会議」に日本から招かれた医療問題研究会の報告は、世界の医師・研究者たちに大きな注目を浴びました。
今こそ子どもたちの健康を守るために国際的な共同が必要です。
また、国と東電の責任において無償の放射能健診や医療補償が必要です。
ドイツ国際会議に出席した小児科医山本英彦さんに報告をしていただきます。
ぜひ、ご参加ください。
主催:放射能健康診断100万人署名かながわ実行委員会
共催:ZENKOかながわ(平和と民主主義をめざす全国交歓会)
連絡先:熊谷090-4921-4260 begin_of_the_skype_highlighting 090-4921-4260 無料 end_of_the_skype_highlighting 青島 070-6567-8560 begin_of_the_skype_highlighting 070-6567-8560 無料 end_of_the_skype_highlighting
Email:kenkoushomei@gmail.com
「原発事故がもたらす人体と環境への影響に関する国際会議」とは
2014年3月4日から7日までの4日間、ドイツ・フランクフルト郊外にあるセミナーハウスで開かれました。
主催者はヘッセン州プロテスタント教会及び核戦争防止国際医師会議(IPPNW)ドイツ支部。
会議にはドイツ国内だけでなく、日本をはじめベラルーシ、英国、米国、フィンランド、スイスなどから医療関係者や科学者、ジャーナリスト、反原発活動家ら約100人が参加しました。
ドイツ支部が開催した今回の国際会議は、低線量被曝の危険性を今まで以上に国際的共通認識としていく貴重な機会となりました。
医問研(医療問題研究会)が日本の正式の報告者として招待され、日本小児科学会の「150㍉sv以下は問題ない」のウエブサイトを削除させた報告(会場から喝采)、
山本医師から
①福島県民健康調査で74例の小児甲状腺がんが見つかり、アウトブレイク状態である。
②県内の汚染濃度の高低と小児甲状腺がん発見率とに相関関係がある(スクリーニング効果では説明できない)の報告を行い、会場から、「非常に重要な報告だ」「事実を積み上げれば大きな意義がある」と期待を持って評価され大きな連帯を得ました。
その会議の前後でも国際交流してきました。
※IPPNWは1980年に設立された国際組織(本部・米国)で各国に支部があります。
核戦争の悲劇を啓蒙するのに貢献したとの理由で85年ノーベル平和賞を受賞しています。
現在、原発のもたらす放射線被害についてはドイツ支部がリード役になっていますが、組織全体とのギャップは小さくありません。
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